介護職で働く女性の中には、妊娠を理由に一時的に休職をして出産後に復職を希望する人もたくさんいます。
この復職をする上で注意しなくてはいけないのが体力の衰えです。
人によって若干の個人差はありますが、仕事を休んでいる期間が1ヵ月以上続いてしまうと筋力や体力は大幅に落ちてしまいます。
休職中も家事や買い物などで体を動かすことはあっても、仕事に比べて体力は使わないため衰えに気が付かない人も少なくありません。
対策としてはやはり運動して体力を戻すしかありません。
復職が決まったらウォーキングやジョギングで体力を戻す準備を行うことが大切です。
職場の人間関係も大事なポイントの一つに挙げられます。
数ある仕事の中でも特に離職率が高いと言われる介護職は、休んでいる間に職場のスタッフが入れ替わるケースも珍しくありません。
それまで仲良くしていたスタッフが辞めてしまい、復職したら輪の中に入れずに孤立してしまったという事例もあります。
復職を考えた際は、事前に職場がどの程度変わっているかについて把握をしておきましょう。
もし居づらい環境に変わっていた時は別の職場で復帰をするのも一つの選択です。
仕事と子育てを両立していく上で、保育施設の空き状況は重要となります。
地域によっては途中入所ができる所もありますが、大半が年度のスタートとなる4月に限られているのが実情です。
定員などの問題で施設に預けることができないと、復職が1年先に伸びてしまうこともあります。
人気のある保育施設は競争率が高いです。
復職の可能性が少しでもあるなら事前に保育施設を調べておき、気持ちが固まったら余裕を持って申し込みをする必要があるでしょう。